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モ○ック様のカード講座

クレリック 「マルセスTVのご覧のみなさんこんにちは。レポーターのクレリックです。ソルタリアの著名なセプターの方からおススメのカードを紹介してもらう企画、今日は錬金術師の館の主で発明家としても有名なモ○ック教授に登場していただきました。」
モ○ック 「うむ、ワシがモ○ックじゃ。よろしく」
クレリック 「では早速ですが、教授おススメのカードとは?」
モ○ック 「ワシのおススメは単瞬スペルの『クインテッセンス』じゃ」
クレリック 「ここはネタ的にコロッサスというかと思いましたが、普通に使えるスペルですね」
モ○ック 「当たり前だ、ワシのブックに使えないカードなど入っとらんわ!」
クレリック 「(ジト目で教授を見ながら)あーそうですね。失礼しました(棒読み) では教授に『クインテッセンス』の有効な使い方などをお話しいただきましょう」

モ○ック 「まず『クインテッセンス』はたった60で使えるというのがポイントじゃな」
クレリック 「周回後半の少ない魔力でも使えるという事ですね」
モ○ック 「その通り。アイボリー場でも90で敵に撃てば最低100以上の魔力を削れるからマイナスにならない。自分に撃つ場合はメリットばかりだから問題はない。そしてこのスペルは即撃ちしても手札で眠らせていても腐らない。というか複数以上の役目があるというのがポイントだな」
クレリック 「そのまま敵のLv1の土地に撃っても属性土地を元の色に戻すだけで100掛かるので差引で40の魔力分のダメージになりますし、通行料は半減近くまで減額されますね」
モ○ック 「40の魔力ダメージよりも領地能力を1回消費させて土地の色を戻させるという効果が大きいな。特に城近くの土地の色を変えておけば、そのまま土地に投資できないからドレインマジックの格好の餌食になる。と言う事でドレインマジックを使うセプターにはおススメじゃ」
クレリック 「なるほど! さっそく使える技ですね。そういえばドレインマジックは教授のブックにも入っていましたよね(ニヤリ)」
モ○ック 「(ニヤリ)Lvが高い土地に撃てば直接のダメージも大きくなるが、城近くの土地ならレベルが低くても有効じゃ。」
クレリック 「レベルアップステージで教授があらゆるセプターを悲しみのどん底に叩き込んできた戦法ですね(ニヤリ)」
モ○ック 「いやいやそんな酷い事はこれっぽっちも考えてないぞ。若造に世間の厳しさを教えてあげた”愛の鞭”だよ(ニヤリ)」


クレリック 「自分の土地の色に合わせるのに『クインテッセンス』を使ってからやれば140の節約になるんですね」
モ○ック 「あーそれはおススメできん。140の節約はそれなりに大きいんじゃが相手に使って行動を1回潰す方がメリットが大きいからな。無論マップによっては有効な場合もあるからダメとは言わんがな」
クレリック 「制限ターンがなければ、1回の行動あたりの重要度は相対的に低くなるから有効になるのでは?」
モ○ック 「制限ターン無しでも、決着は25~30ターン付近になると統計で出ておる。結局は1回あたりの重要度は下がらんから、それを無駄にさせるのは重要じゃな・・・(ヒソヒソ)それにスロウやバックワードより直接のヘイトを受けにくいから気分的に撃ちやすいのもポイントじゃ」
クレリック 「『クインテッセンス』されるより、ウイッチの領地能力使ってきたセプターの方が恨まれますよね~」

モ○ック 「それと序盤に走る速効ブックに対してもこのスペルは有効になる。」
クレリック 「序盤に走るブック?ですか?」
モ○ック 「具体的にはマジックブースト入りのブックじゃな。2周目でいきなりLv4土地を作ってHWで踏ませるとかいう戦術を使う相手とかだな」
クレリック 「マジックブーストは人気ありますから速効じゃないブックでも採用率が高いですね」
モ○ック 「急にレベルを上げる作戦もLv4までならば『クインテッセンス』で複合土地に変えてしまえばいい。マジックブーストで節約した魔力をそのまま使って色を戻さなくてはならなくなる。」
クレリック 「それは痛い。」
モ○ック 「土地に投資しなければ、持ち歩いている魔力をドレインマジックで狙い撃ち。マジックブーストを抱えてLv5まで一気に上げようと考えていても、複数人数プレイだと誰かのシャッターの方が先になるだろうな・・・よくできた戦法じゃろ?」
クレリック 「マジックブーストへの対抗スペルになるんですね!コスト60とは思えない役立ち度ですね」
モ○ック 「適当に使うだけで相手の魔力の伸びを抑制できるから、防御系ブックや展開が遅いブックとか多色ブックの助けになる」


クレリック 「確かに魔力の伸びが緩やかなブックには助けになりますが、まだ他の使い方が有りそうな気がします」
モ○ック 「その通り。『クインテッセンス』は本来は侵略系ブックに相性がいいといわれているのじゃ」
クレリック 「えっと、奪った土地の色変えという意味ですか?」
モ○ック 「それが一番だな。ガルーダを擁する風単ブックで奪った土地をどんどん『クインテッセンス』で色変えしてしまえば奪還はとても困難になる」
クレリック 「土地レベル分のHPが上乗せされたガルーダはカウンターでも倒せなくなりますものね…」
モ○ック 「それとガルーダは地への侵入ができないという配置条件があるが、侵略先を『クインテッセンス』で色変えして攻め込むという迷惑この上ない作戦もある」
クレリック 「侵略される側は地の連鎖が減った上にガルーダの侵略を受けるんですから泣くしかありませんね」
モ○ック 「ガルーダを抜きにしてもジェネラル=カン、ファイアードレイク、コアティなど青天井系のアタッカーを使うブックの”侵略後”のフォローには最高のスペルになる」
クレリック 「なるほど。いろいろなブックにメリットがありますね。でも教授のブックはほぼ無単だからメリットが・・・」
モ○ック 「うるさい、だまってろ!」

モ○ック 「ここからが本番になる。『クインテッセンス』を使ったコンボを特別に教えてやろう」
クレリック 「単体でもやっかいな『クインテッセンス』に、さらにコンボがあるんですね。注目です」
モ○ック 「まずは2連鎖している土地の片方を色変えしてしまう。そして高い土地に『メテオ』を撃ちこむ!」
クレリック 「メテオは連鎖していない土地ならLv1にしてしまうという凶悪な能力を使う技ですね!でもメテオはコストが重くて採用率も低いですよね…」
モ○ック 「それはわかっておる。お手軽なのはLv5土地に対して『ローカスト』を掛けて追い打ちで『クインテッセンス』するコンボじゃ」
クレリック 「ローカストはコストも安くて使う人もいますから、これは効きますね」
モ○ック 「直接1000以上は削れる上に護符戦だともっと大量の魔力を削れるから終盤には必殺に近い威力になるな」


モ○ック 「色変えという点に絞った地味な底上げという意味ではクラーケンのために自分の火土地を全部複合土地に変えてしまうというのがある。クラーケンは無属性無効化があるからレッドキャップブック、チャリで来た!コロッサスブックなどを封じ込めるために使うセプターもそこそこいる。それを倒せるのが強打ヘルブレイズかフュージョンだけになるから無属性側は苦しい戦いになる」
クレリック 「レッドキャップブック、チャリで来た!コロッサスブックの対抗には私もいますが」
モ○ック 「役目(おまえは侵略、クラーケンは防御用)が違うだろう…。それと色変えでヒドラの再生条件を満たすとか、配置条件を緩和してケットシーでボジャノーイにスリープ付けにいくとか、風かぶりなのであえて風を複合土地に変化させてテングの突撃を無効化させるとか変わった使い方はまだまだあるぞ」
クレリック 「ガルーダの侵入緩和といいテングの突撃回避といい奪った土地の色変えといい風の侵略ブックに特に合いそうな感じですね」

モ○ック 「そうだ!基本的でかつ重要な使い方を忘れとった!」
クレリック 「え?何か他にも?」
モ○ック 「序盤に敵セプターの手札で領地コストが重いクリーチャーが多かった場合に、やっと確保した領地を即座に色変えして領地コストを無しにする。手札を重くさせるというのは戦略上も重要なテクニックだ」
クレリック 「おおっそれは効きますね!・・・たぶんバルベリトさん辺りが涙目になりそうですが」
モ○ック 「後は、場面限定になる使い方がある」
クレリック 「まだありますか。是非お教え下さい」
モ○ック 「ケルピー、オールドウィロウに掛けて足止めを無効化させる方法じゃ。結構致命的な局面を一気に解決してしまうぞ。そして対ウロボロスブック限定でかつ自分がエレメンタルラス持ちの場合にウロボロスの土地に『クインテッセンス』を掛ける!」
クレリック 「・・・ただでさえ土地が少ないウロボロスブックの使い手はもう泣くしかありませんね」
モ○ック 「運よく色変えできてもそのコスト分はマイナス。MHPを増やせても連鎖が崩れた分はマイナスとウロボロス使いには悪夢しか残らん。クイックサンド使う為にランドプロテクトやファンタズムを付けないウロボロス使いは多いしエレメンタルラスはデコイ対策・アイドル対策で採用しているセプターもそこそこいるからこの作戦は机上だけじゃないのがポイントだな」
モ○ック 「対風ブックという意味では、土地破壊がやっかいなレベラーを風ブックの拠点にしていたら『クインテッセンス』を掛けて”土地破壊対象”にしてしまって削りまくるというのもありだ」
クレリック 「このスペルが風使いに有効という話がありましたが、風側も『クインテッセンス』で頭を悩ませる局面ができてしまうんですね」


モ○ック 「このように『クインテッセンス』は序盤から終盤まであらゆる局面で役立つ上に、自分がどの属性を使っていても、相手がどんな属性でも、即撃ちでも手札で眠らせても役目があるというのをわかってもらえたと思う」
クレリック 「速効ブックでも遅いブックでも、いろいろなコンセプトのブックでも役立つというのがよくわかりました」
モ○ック 「微妙な話ではあるが、色変えされただけで奪われたわけではないから『クインテッセンス』を使われた側も気持ちを切り替えればまだまだ戦える・・はずじゃが心理的にダメージが大きい(作戦や予定を狂わされる)からか『クインテッセンス』使われてから戦い方がおかしくなるセプターも多いな。」
クレリック 「ますます嫌なスペルですね」
モ○ック 「じゃが、セフト使ってまで奪うスペルかというのも微妙なところがまたいいな」
クレリック 「・・・よほどの場合じゃないと奪いませんね」
モ○ック 「これだけ有効なスペルだから4枚入れろ!!・・とは言わん。防魔中心のブックも多いようだからな。だが1枚でも4枚でも、自分のブックに入れてみるのをおススメする。若者たちよ私を見習って頑張りたまえ!」
クレリック 「モ○ック教授、今日はどうもありがとうございました」
モ○ック 「うむ。また話が聞きたければ来たまえ。」

クレリック 「以上現場から、どう考えても教授のブックが一番メリットが少ない気がするクレリックがお送りしました」
モ○ック 「うるさい、ほっとけッッ!!」
(怒ったモ○ック教授が映ったままFO)

by exsir | 2013-04-21 22:22 | カルドセプト3DS