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古馬POG2015ドラフト会議 (1/2)

19:00を越える頃、鎌田の某ファミレスに集った5人で今年のドラフト会議が行われました。
今年のドラフトを語る前に、1つ去年の反省を。
昨年は序盤からの離脱が相次ぎ”降級馬での爆発”と”3歳秋狙い”が巧くいかない&底上げを期待した重賞馬の不振・路線選択の見誤りなどで不完全燃焼のまま終わった感じです。
評価点と反省点を考えると
・目玉だった降級4歳牝馬で最高獲得Pt争いが出来た馬を選定。
・他の人がやっていた3歳牝馬の下級条件馬による秋華賞狙いが成功
・戦力が整ったのは5月くらい。狙い通りに稼げた。
・とにかく離脱が多く発生。怪我持ち馬の配分にミスがあった。
・2歳馬はいろいろと挑戦。やはり自分の得意な路線でしっかり探さないと結果が付いてこない。
・年間平均的にポイントを稼ぐ目的はほぼ達成したが、強弱のあるほうが全体的なポイントを伸ばせる

昨年は自分の一番好きな古馬中長距離路線に安定して稼げそうな馬がいないというところがチーム作りに大きな影を落としました。 逆にダート古馬路線が厚かったのですが苦手な路線なので選定基準に苦労。はっきりと取捨をしたほうが良かったかもしれません。

全員の戦力状況を見ると、出走数悩み(これはドラフト段階から”いい馬が少ない”と判定されていた)は共通で、火力がある馬の選定をしたかが鍵となりました。

それを踏まえての今年のドラフトに当たる作戦をたてなくてはいけないんですが、
今年の候補は昨年以上に出走数を稼げそうな馬が少ない。これはおそらく全陣営一致で”どの段階で出走数のある馬を何頭押さえるか”が1つのポイントとなりそう。
またダート地方交流路線は高額賞金持ちが何頭も引退&4歳5歳の「賞金を稼がなくてはならない実力馬」がいる状況をどう見るかの判断
4歳降級・OP以上の目玉が揃いも揃ってディープインパクト産駒(ルール上3頭しか取れない)のをどうするか。
そして例年の悩みである”3歳”のレベルをどう見るか
これらを踏まえて選定馬の順番付けをしました。

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ちなみにメンバーの傾向(~2014)ですが
今年はゴリポンさん(昨年優勝)が諸事情から離脱。代わりにペケさんが単独チームとして復帰。師匠が今年から単独チームでの参戦となります。

ワシ(昨年4位):芝比率が極端に高いが短距離はほぼ選ばない。中~長距離に戦力を集める傾向。3歳は世代によってはこだわる。牝馬少し。
ダートはほとんど獲らない。当たりハズレのバラツキが大きい。準OPを好んで取る。


ペケ(昨年2位):非SS系にこだわる。ダート全般が得意。特に3歳ダート路線の先物買いが得意。未知の実力に賭ける馬が何頭かいる。全体的にダート路線中心。

師匠(昨年2位):前評判が高い馬をリストアップ。基本的にそれを押さえていく。逆に出走数などの”安定度”タイプ探しはまだ得意分野ではない。今年から単独なので「交換」や「2歳馬の投入」などをどう使っていくのかが予想しづらい。

Gohさん(昨年3位):出走数確保作戦をベースに条件馬~重賞馬のどのクラスでも安定して稼げる馬をまず選ぶ傾向。4歳降級馬の選定に定評がある一方で3歳秋狙い馬がよく迷走する。2歳馬の選定はピカイチ。  

<<<ドラフト開始!!>>>   

1順目の前に前年1位と2位はプロテクト枠の宣言を行います。ペケさんは2枠、師匠は1枠のプロテクトが与えられています。順番は師匠→ペケ

師匠のプロテクト1順目「プロテクト放棄」   
昨年3歳で取得したワンアンドオンリーが海外志向&昨秋の古馬との対戦に苦しんだ事もあるなど、プロテクトしてまで残すという評価の馬はいなかった様子。

ペケさんのプロテクト1順目「プロテクト放棄」   
他の人のチームからの引継ぎは選定基準等も含めて難しいので納得の放棄

この2人の「放棄」は全員ほぼ予想の範囲内なので、特にコメント等ありませんでした。
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ここから本指名に入ります。
昨年の順位の下位からの指名なので
ワシ→Gohさん→師匠さん→ペケさん
の順で指名していきます。
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ワシの1順目「アルバートドッグ」3牡 OP 芝18-24  
例年ハイレベルなメンバーで上位入賞馬が秋以降に活躍するという「白百合ステークス」の今年の勝ち馬。白百合Sの勝ち方も良かったので上位指名。今年の作戦的にどうしても確保しなくてはならない馬なので1位指名です。

Gohさん1順目「レコンダイト」5牡 OP 芝18-24  
5歳でOP入り。メンバーが揃った目黒記念2着とOPでの安定度を買われての選定。
芝の中長路線はレース数の割りに中心不在(アドマイヤデウス離脱など)で、掲示板安定が見込めます。得意の芝の中長距離の裏路線狙いで最上位評価という事でしょう。

師匠さん1順目「インカンテーション」5牡 重賞 ダ16-19
今年の最大の目玉だったと思います。実力と出走バランスがいい上に”さらに賞金を積まないと地方交流路線で除外されるかもしれない”という事情から出走数は減らない事、交流路線に詳しい羽月厩舎所属などマイナス要素がほぼ無いのが大きな強み。当然ながらワシも1位指名候補でした。

ペケさん1順目「ダノンレジェンド」5牡 重賞 ダ12-14
こちらはダート短距離路線に現れた新星。12月のカペラSを人気薄(12番人気)で制してから交流戦を連勝してダート短距離路線の中心まで一気に上り詰めた感があります。 ダート短距離路線は他に賞金持ちが多いため今後も賞金稼ぎのために出走数が減らないという予想が出来るためチームの軸としての指名でしょう。

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2順目
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ワシの2順目「サトノラーゼン」3牡 重賞 芝18-24  
インカンテーションが取られたのは痛いですが「まあ普通は2順目まで残らないだろうな」と想定内の出来事。概ねの予定通りこの馬を指名。 以前から拘り続けていた菊花賞狙いを今年は再開。これが今年の作戦の軸。なので1順目はOP枠で取れるアルバートドッグが欲しいのでした(他の有力どころは重賞馬ばかりなので)

Gohさん2順目「ホッコータルマエ」5牡 重賞 ダ16-20  
3年連続の指名となる現役ダート馬最強馬。2年前とは違い賞金的な余裕があるので出走は程ほどになる見込みながら、出走したレースでは常に勝ち負けなのでチームの軸としての役割が望めます。

師匠さん2順目「ミキノグランプリ」4牡 500 ダ10-12  
昨年15走した出走枠。アドバイザーのゴリポンさんの「出走枠を先に指名しないと後手後手になる」という意見もあり指名したようです。年明けには4連続2着という抜群の安定性も加味しての指名。但し明け4歳なのに降級馬でないのが少々不安の残るところでしょうか。

ペケさん2順目「キングスガード」4牡 1000 ダ14-16
やられた。。。4歳降級馬。除外の少ないダ14-16での安定した成績。1クラス上でも安定して戦える馬。”脇を固める”のに最適な駒だったので少々誤算になりました。 ダート馬の選定に定評あるペケさんが上位指名したので自分より評価が高いようです。。

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3順目
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ワシの3順目「アクアマリンブレス」4牡 500 ダ17-21  
指名した直後にGohさんあたりから悲鳴が上がった気がします。1・2順目と予定の路線を取れたので出走数を確保できる馬を指名。 来週の出走登録済みなのが嬉しいところ。

Gohさん3順目「ナムラアン」3牝 1000 芝16-18
今度はこっちが悲鳴を上げる番に。。。うちの1順目アルバートドッグが出走した白百合Sの2着馬。桜花賞(チューリップ賞)組の評価がイマイチの中、3歳牝馬でコスト見合いで高評価なのはこの馬だけだったので5順目あたりで欲しかった馬でした。「白百合S見て取ったの?」「いや福島厩舎だから」「。。。。」

師匠さん3順目「サトノアラジン」4牡 OP 芝16-24  
既にOP勝ちがあり、直前のエプソムCで僅差の2着と重賞でもやれる評価。OP枠としてはかなりのお買い得馬でしょう。姉がラキシスで早熟型ではないというのもポイント。

ペケさん3順目「エイシンエルヴィン」4牡 1000 芝16-20
まさかまた降級馬がペケさんとかぶるとは・・・。16-20で非常に早い上がりの脚が使える先行馬。これまでの安定した成績&多すぎない戦歴など”今年走ってくれそうな”雰囲気があるのもいい馬。 数少ない4歳降級の候補が連続で取られてしまったのが痛いです。

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4順目
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ここまででワシの候補馬はGohさんに1頭、師匠に1頭、ペケさんに2頭取られているという状況。”意外な候補”でも先に取られてしまう可能性があるので作戦を組みなおしました。
ワシの4順目「エーシンホワイティ」8牡 重賞 障害  
4歳で取っていた馬を4年ぶりに指名。左回りコースの障害ではほぼ無敵の強さ。障害馬でこの馬とぶつかる相手を指名させないという役割などもあります。 使うところは少ないだけに確実に勝ってもらいたいところ。

Gohさん4順目「ダイワリベラル」4牡 1000 芝18-24  
降級馬。準OPで常に上位争いしているので1勝はスグ。準OPで少し掛かってくれる方がいいというタイプかな。

師匠さん4順目「トゥインクル」4牡 500 芝24 ダ21-24  
層が薄い長距離路線専用馬。除外の心配ないので安定したポイントが期待できる。 降級馬とはいえ上位クラスで出走していないため勝ち上がり後が少々不安ではある。

ペケさん4順目「ダイチヴュルデ」4牡 500 ダ12-14
発音を聞いて文字が浮かばなかったw なるほどこう書くのか。。。 ダート短距離で成績安定の馬。降級馬でないため勝ち上がり後が少々不安。500万条件でいる限りは番組が多いダ短なので出走数に期待しての指名の様子。

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5順目
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ワシの5順目「ブランネージュ」4牝 1000 芝14-22  
活躍を期待する枠。2階級落ちのブランネージュを指名。他の2階級落ちがあまりにも難がある馬が多かったので。。。昨年取っていたリラヴァティを基準にすると牝馬重賞路線狙いでは”少々もの足りない”ので条件戦でのポイント稼ぎに期待です。

Gohさん5順目「ソーミラキュラス」5牝 OP ダ16-18 
ダート牝馬交流路線狙い。今年は他の有力どころ(サンビスタ等)がいるところにこの馬を指名。条件戦での強い勝ち方が選定の決定打になったとのこと。ここまで10戦しかしていない=大事に使われているので出走数的にはあまり伸びないかな。

師匠さん5順目「ショウナンアポロン」5牡 1600 ダ17-21  
ダート準OPで今年に入り上位入線が安定しだしたという謎多い馬。ダート長距離はフルゲートになる事はあまり多くないので安定した出走が見込めるので出走枠的な意味も含んでの指名かと思われます。

ペケさん5順目「ミュゼゴースト」3牡 1000 芝20-30
白百合Sの3着馬で唯一の関東馬。遠征を苦にしない&1000万条件&父バゴ(菊花賞馬ビックウィークを輩出)と菊花賞を狙うのを表明したかのような1頭。うちもリストアップしていたんですが白百合Sから3頭取るのは…と見送った馬なので期待したい気持ちもありますよ

5順目までの傾向として
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今年はかなりスムースに流れている感があります。
”候補馬が少ない”中で各陣営の作戦が微妙にズレての指名が続いている様子。
OP以上枠の消費はワシ(3/5) Goh(3/5) 師匠(2/5) ペケ(1/5)と、上位陣の大砲がまだ見えていないのが面白いところ。
どのような隠し玉が出てくるのか。。。

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なんか、字数オーバーだよっていう警告が出たので、5順目から先は
古馬POG2015ドラフト会議 (2/2)の方で!

by exsir | 2015-06-17 22:30 | 競馬の時間